先日、タレントのランナーが奥多摩むかし道を走る番組がありました。
ここ高尾からは交通の便がわるく、訪れていませんでしたが、ネットに
バイク(自転車)で走り歩くサイトを見つけ、挑戦してきました。
車に折り畳みクロスバイクを積み、奥多摩湖に駐車し、国道をバイクで20分ほど
戻り奥多摩駅近くのむかし道案内板に到着。
むかし道の入り口は昔の旅人が苦労して登ったと
言われる羽黒坂で、今は板状のコンクリートの急坂で、
もちろんバイクを押して登りました。
ための資材運送路として拡張され線路跡と陸橋跡が残っています。
羽黒坂を登り詰めたところに休み場があり、
槐(サイカチ)木の大木が休憩所の脇にありました。
とげがあるので木鬼と呼び地名になったとあります。
向かい側に馬頭観音石造が祀られています。
ここまでは急な坂道、石畳、登山道、未舗装道路でほとんど
歩いてました。この先は緩い下りの舗装道路、ゆっくりと
景色を眺めながらくだります。
道案内に従い進むと、あれれー! 急な階段、押して上がれず
担いで登ることに、二度と階段が無いことを念じて登るとその先にも、
道案内は階段を登りでなく下りを案内してます。
折れ曲がった階段を下るとなだらかな林道、
しばらく進むと白髭神社の登り口が
テレビ番組の説明では大きな石灰石の断層が持ち上がったと
あります。石灰石特有の水による浸食も見られます。
立派ないろは楓の大木
下には渓谷が見えてます。
11月中から下旬が見どころ
お花も咲いています。アザミ
シュウカイドウ
日蔭にはツリフネソウも
石灰石のなせる業 弁慶の腕ぬき岩
なるほど 下のところに向こうが見える穴がある。
渓谷美は大水害から?
つり橋から見た渓谷 下流側岩の並びがきれいです
上流側はパステルカラーの水色
久しぶりの釣り橋(しだくら釣り橋)でユラユラ
木間の渓谷美しいです
二つ目の釣り橋(道所吊り橋)ここでもユラユラを楽しむ
ここからの渓谷
斜面一面にシュウカイドウが咲いていました。
種はこんな形
むかし道なので小さな石仏があります。
石仏巡礼路で良く見かける如意輪観音
台座だけの馬頭観音
これは珍しい牛頭観音
説明では
西久保の切り返し休憩所でお昼
9時20分奥多摩駅むかし道スタート、12時10分西久保の切り返し着
ここからは山道、クロスバイクをここにデポし登山道に入ります。
道が相当荒れています。大きな岩が橋を塞いでます。
他にも大雨が降れば崩れるところが何か所もありました。
奥多摩湖の堰堤が見えてきました。
登山道から水根林道に下りるとコセンダンソウが咲いていました。
水根林道を下り、無事に奥多摩湖むかし道入り口に13時40分到着。
奥多摩むかし道9.4Km 4時間20分 完走、完歩しました。