七年前に登った八ヶ岳にまた登る企画が子供夫婦から持ち上がった。
当時、独身の娘も結婚して旦那を連れて行く計画だ。
コースは美濃戸口、美濃戸、赤岳鉱泉、赤岩の頭、硫黄岳、横岳、
初日9時間、二日目は6時間の予定。
七年前は子供たちが登れるか心配したが、今は逆で
「父さん、登れる?」と言わる年になっていいる。
最近は軽い山でも、脈拍が上がり、息切れがするします。
そこで、へばらないで登るため道具などを買い込んだ。
DABADAのトレッキングポール。
アンチポール派の自分としては抵抗があったが、
使い方次第では役に立つと思われ、皆に後れを取らないため購入。
脈拍を監視し、無理にならないペースを維持するため、
脈泊計を購入、両端を親指と人差し指で握ると脈拍が表示される。
予定より30分遅れて、美濃戸口の山小屋前を出発
登りは左の美濃戸へ行くのだが、右御小屋尾根とあるが下りはここではなく、
別な超マイナールートを予定。
北沢を登ると木道が現れた。七年前には無かったような?
ポールの活用や脈拍管理の効果も表れず、私のペースが上がらず、その上、
景色や鳥や花を眺めながら歩いたので赤岳鉱泉では予定時間を大幅に過ぎている。
このまま予定コースを登ったのでは赤岳頂上荘に明るい内に着きそうもないので
義理の息子二人と別れて、娘と行者小屋経由、地蔵尾根を登ることとする。
紅葉が始まって、とてもきれいだ!
地蔵尾根最後の登りの急な階段、
脈拍が140まで上がってしまったが、無事に地蔵の頭に到着。
目指す赤岳山頂はあと少し、七年前は手前の赤岳展望荘と
風呂とバイキング風の食事に惹かれ泊まる。
最近、小屋での宿泊は個室を使用、追加料金がかかるが、
食後、息子や娘と酒盛りしながら歓談でき、昔、トイレに
起きて戻ったら寝る場所がなかったこともあり、個室でじっくり休めた。
朝食も和風、普段はパンとコヒーなので何んとかく新鮮
赤岳山頂からの日の出を見ようと早起きし、日の出前の富士山が目の前に
出てきました、雲の縁が金色に輝きとてもきれい!!
頂上はこんな具合、大きな岩がゴロゴロ
雲海に映る赤岳の影