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オオワシ

北横岳登山の後、一人山小屋に残り、NHKの長野放送を見ていたら、
諏訪湖のタケヤみそ会館でオオワシの写真展が開かれていると言っていました。
 
早速、翌日行ってみるとオオワシの迫力のある写真が多数展示されています。
残念ながら展示写真の撮影は禁止されいるのでお見せできません。
 

 
17年前、諏訪湖に降り立ったオオワシが衰弱し、飛び立てず、地元の人に保護され
50日ほどで体力も回復し、その後、17年間この時期に諏訪湖に飛来します。
 

 
名前を「グル」と名づけ、助けてくれた感謝で来ているのだよと
言う人や、いや諏訪湖の魚がうまいからだなど、
楽しい話が飛び交います。推定年齢は22才だそうです。
 

 
この日も上昇気流が発生する午後、見張木から飛び立ち湖面
すれすれに飛び魚を捕まえました。
 

 
あまりにも遠くて、飛びものの撮影が苦手なカメラであったのでピントが
合いません。ぐずぐずしている間に頭上を飛び越し、捕えた姿はお尻から
 

 
サシバも飛んでいます。 はるか上空ではオオワシクマタカオジロワシ
バトルを展開しています。オジロワシは確認できましたが、
クマタカの特徴が分らない私には確認できませんでした。
地元の人があと、イヌワシが現れれば良いのになどと皆さんで楽しんでいます。
 

 
 

 
 

 
 
朝、湖面には薄氷が張り詰め、波に壊されて何枚も
何枚もの氷が重なっている不思議な光景
 
来年、迫力のある写真をと、飛来を待ってます。