山小屋暮らし 探鳥 朽ち木彫刻 観音巡礼 創意工夫  ジオサイト探訪 などの備忘録です

奈良京都 仏像拝観の旅 その5

11月19日(木)

奈良を離れ宇治の平等院鳳凰堂へ向かう。

 

**********平等院鳳凰堂**********

 平等院鳳凰堂藤原道長の別荘を寺に改めたと言う。

f:id:tamisan-ohno:20201203101714j:plain

 阿字池に浮かぶように立つ鳳凰堂 権力者のみの贅沢、

f:id:tamisan-ohno:20201203101602j:plain

 

鳳凰堂の内部は足場など工事中で内部拝観をやめ、望遠でご本尊を拝観

ご本尊は阿弥陀如来像で、定朝様のバランスの良いお姿

f:id:tamisan-ohno:20201203102032j:plain

写真はこちら

 

写真で習作した雲中供養菩薩二十六体がミュージアムに展示してあり

お目当ての南20号雲中供養菩薩とご対面、20cmほどの厚みの板で

これまでに流動感溢れる像を刻む技術に感服。

写真はこちら 

 

六地蔵駅で地下鉄に乗り換え醍醐寺

 

**********醍醐寺**********

秀吉の「醍醐の花見」で有名な醍醐寺 

紅葉と枝垂れ桜の並木を仁王門へ向かう

f:id:tamisan-ohno:20201203103920j:plain

仁王門を入ると左手に秀吉親子が紀州から移設したと言われる金堂が待ち構える

f:id:tamisan-ohno:20201203104017j:plain

ご本尊は薬師如来で脇に四天王を従え収まっている。

写真はこちら

 

京都府下で最も古いと言われている五重塔

f:id:tamisan-ohno:20201203105636j:plain

木組みや瓦の制作技術は素晴らしい

f:id:tamisan-ohno:20201203102243j:plain

諸堂に祀られている諸尊以外のほとんどの寺宝は「霊宝館」に安置している。

f:id:tamisan-ohno:20201206194847j:plain

写真はこちら

 

三宝院は永久3年(1115)、醍醐寺第14世座主・勝覚僧正により創建

f:id:tamisan-ohno:20201206195227j:plain

 有名な三宝院庭園を見学 素晴らしいですね!!

f:id:tamisan-ohno:20201206195351j:plain

f:id:tamisan-ohno:20201206195412j:plain

地下鉄で醍醐から蹴上に移動 永観堂

永観堂を目指していると何やらレトロなトンネルが

f:id:tamisan-ohno:20201203154256j:plain

 このトンネルの上に傾斜鉄道があったようだ。

f:id:tamisan-ohno:20201203154453j:plain

蹴上まで琵琶湖から水路を掘り坂下の南禅寺の船泊まで船ごと台車に載せ

降ろすために造られた幅の広い二車線の傾斜鉄道と説明がある。

急斜面で脇の水路の水は激しい流れとなっている。

f:id:tamisan-ohno:20201203155604j:plain

 

**********永観堂**********

永観堂へ向かう参道は紅葉が進みとてもきれい!

f:id:tamisan-ohno:20201203165337j:plain

 

和服姿の女性が多く訪れていた。

f:id:tamisan-ohno:20201203160051j:plain

唐門のお庭の白砂には凝った造作がしてある

f:id:tamisan-ohno:20201203160838j:plain

多宝塔前の紅葉も素晴らしい!

f:id:tamisan-ohno:20201203161241j:plain

 

写真で習作した見返り阿弥陀、金網越しではあったがまじかに拝観できた。

写真はこちら

 

今日は紅葉の真っ盛りを楽しむ